さきたま古墳群
◎県道沿いに無料駐車場あり。

ガキの頃に社会科見学か何かで行った記憶がある、さきたま古墳群@行田市に行ってみました。
近くの武蔵用水沿いの道は幾度となく通ったことがあり、さきたま古墳群の存在も知っていたのですが、いつものことながら 興味がない時はそうそう立ち寄らないものです。

さて、まずは予備知識を。
さきたま資料館のパンフレットでは次のように説明されています。

 「埼玉古墳群」は県名発祥の地、行田市大字埼玉にあり、5世紀の終わりから7世紀のはじめごろまでにつくられた9基の大型古墳が群集し、国の史跡に指定されています。埼玉県では、この地域約30万uを「さきたま風土記の丘」として整備を進めてきました。
 古墳の中でも、丸墓山古墳は日本で最大の円墳であり、二子山古墳は武蔵の国(現在の埼玉県・東京都・神奈川県の一部)で最も大きな前方後円墳です。また、稲荷山古墳からは、昭和43年の発掘調査の際、金錯銘鉄剣をはじめ多くの遺物が出土し、これらは、昭和58年に一括して国宝に指定され、さきたま資料館で展示しています。
・・・さきたま資料館のパンフレットより。

埼玉県民たる者、ここを訪れずして、埼玉を語れませんね。
ではさっそく散歩してみましょう!


駐車場横にさきたま古墳公園案内図があります。まずはここで全体の位置を把握しましょう。密集はしているものの かなり広いですね。




この中から初めは道路の北側の、「愛宕山古墳」〜「二子山古墳」〜「将軍山古墳・展示館」〜「丸墓山古墳」〜「稲荷山古墳」、道を渡って、「瓦塚古墳」〜「奥の山古墳」〜「中の山古墳」〜「鉄砲山古墳」〜「移築民家」〜「さきたま資料館」 と散歩しました。

曇り空でしたが日中には気温が30度位あり、また古墳の登山もあり足腰に来ました。涼しい時間帯での散歩がおすすめです。



愛宕山(あたごやま)古墳

まずは、駐車場の横にある、愛宕山古墳に行きました。
足を止める人もなく、林の中にひっそりとしています。




『古墳に登らないこと』
「はい、わかりました!」





愛宕山古墳

形 状 前方後円墳
全 長 53.0m
後円部 径30.0m 高さ3.4m
前方部 幅41.5m 高さ3.3m


 埼玉(さきたま)古墳群中最も小さな前方後円墳です。堀は、ほかの前方後円墳と同様に台形で、二重にめぐっています。
 堀の一部が発掘調査され、円筒埴輪、人物、大刀、衣蓋(きぬがさ)などの埴輪が出土しました。男子の人物埴輪には、髪の結い方のよくわかるものや、(かぶと)をかぶった武士があります。
 古墳の築かれた年代は、埴輪などから6世紀前半と考えられます。


上の全景と数値からは、その高さ大きさが分かり難いですね。そこで、車と比べるとこの位になります。そして、すぐ隣りの天祥寺。中には入りませんでしたが、きれいに手入れされた庭が見えます。






二子山(ふたごやま)古墳

愛宕山古墳天祥寺の間の小道を進むと、周囲に堀を従えたひときわ大きな古墳が目の前に見えてきます。
(あいにくの曇り空で、写真を撮るのは難しいです…。)





二子山古墳

形 状 前方後円墳
全 長 138m
後円部 径70m 高さ13.0m
前方部 幅90m 高さ14.9m


(ここには説明看板が見当りませんでした。)


北東にある将軍山古墳のふもとから見た全景。




散歩した日・・・二千三年五月四日 店主。


 


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