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大宮住吉神社
◎坂戸市塚越。南に集会所の大きな駐車場あり。 mapfan

古墳を巡ろうとしているのですが、どうも神社に行きあたります。

古墳に興味を持ち初めて知ったのですが、古墳が出来て それ程遠くない時代に”神社を奉る”という文化が起きた(もしくは渡ってきた)ようです。そしてその場所として 既に築山してある古墳を使ったものが多いようです。そんな訳で、古墳と神社とは切れない存在のようです。

今日の散歩は、『郷社 大宮住吉神社』。ここが墳丘であったかどうかは知りませんが、伝統が古いらしく、その建物の立派さ、木々の太さには驚かされました。

本堂


入り口左の説明看板(117KB)。
天徳三年(九五九年)に出来たとか、源頼朝によって総社とされたとか、無形民族文化財の大宮住吉神楽が奉納されるとか…。

説明看板


さて、いつもの様にウンチクをつけたところで、さっそく鳥居をくぐってみましょう!

鳥居



灯篭


境内に入って先ず目を引くのが、まだ木の色が鮮やかな神楽殿。屋根の銅もまだ輝いています。忘れ去られたような神社が多い中、ここはまだバリバリ現役です。
そして、太く高い幹のイチイの木(高さ24m、幹回り2.5m)。この大木から材木を引いたら堂の一つくらい造れそうです。

神楽堂 イチイ


『郷社大宮住吉神社昇格記念碑』
”郷社”の部分に、白く詰め物がされているのはどんな意味があるのでしょうか??
そう言えば鳥居横の石碑の”郷社”の字は 黒く塗られています…。

石碑


他にもこのような大きな石碑が歴史を語っています。
昭和初期や、大正時代に建てられた物です。

石碑 石碑


本殿を左右から。
入母屋の独特の反り返りのラインが美しいです。

本殿 本殿


本殿の


灯篭には、『勝呂郷塚越村』 と刻まれたのと、『勝呂村塚越』 と言うのがあります。この地の時代の変遷を読み取れます。

灯篭 灯篭



イチイと本殿

「例え 人々の住み処は絶えたとしても
 今までも そしてこれからもここにありつづける…。」


神社は そんな悠久を感じさせてくれます。

鳥居


散歩した日・・・二千三年五月十八日 店主。


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