拉麺旬報 > 日本散歩 TOP(フレーム) > 大鶴巻古墳 |
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▽ ◎群馬県高崎市倉賀野町661。 古墳の南の公園の空き地に駐車できる。 ◇◆◇◆◇ この古墳、東側の周堀には稲が植えられていて、前方部の周囲には桑の木が円筒埴輪の様に並んでいます。 |
また、前方部上の西側は野菜畑として使われています。 それもそのはず、【高崎市の文化財】を見ると、古墳の所有は 『高崎市・個人』 となっています。個人で古墳を持っているなんてすごいですねぇ。いったいどんな経緯で古墳を手に入れたのでしょうか。 |
史跡 大鶴巻古墳 所在地 高崎市倉鹿野町下正六 六六一 指定期日 昭和二年四月八日 この古墳は、平坦地の土を二段に盛り上げて造られた南北に長い前方後円墳である。墳丘のまわりには、盾型の濠をめぐらしていて、よく原型を残している。 特色と形状 一、後円部が前方部より高い。 一、後円部径が前方部巾より大きい。 一、死者を葬った主体部は竪穴系とみられる。 一、墳丘表面には、川原石の葺石がある。 一、墳丘上には、埴輪の配列があったとみられる破片が発見される。 古墳のつくられた時期 墳丘は前方部が低く狭い形で、盾型の周濠をめぐらし、主体部も竪穴系と考えられること、埴輪の存在が推定され、技法的にも古い形式であることなどから、古墳時代のうちでもかなり早い時期のものらしく、五世紀前半のものと推定される。 昭和五十八年三月三十一日 文部省 群馬県教育委員会。 高崎市教育委員会。 |
▽大鶴巻古墳から車で5分くらいの所には、 前方部(左の写真)と後円部(右の写真)。 【高崎市の文化財】によると、こちらは完全に個人の所有なんですね。遠目なので定かではありませんが、前方部は果樹園になっているようです。 |
散歩した日・・・二千三年六月二十一日 店主。 |
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