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諏訪木遺跡 @ 熊谷市
point 埼玉県熊谷市大字上野字秋葉。 mapfan
成田小学校のグランドの南側。

諏訪木遺跡見学会

『埼玉県立埋蔵文化財センター・(財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団』主催の『第1回 遺跡見学会』に行って来ました。

全く土地鑑のない所でしたが、近くの交差点には看板があったり案内の人がいて迷わずに行けました。

午前と午後あるうちの午前の部に行きました。この夏(多分)一番の暑さでしたが、かなりの人出でした。最終的に見学が始まる時には150人以上集まったようです。

諏訪木遺跡見学会


◇◆◇◆◇

五班に分かれて、それぞれに説明員がつき見学しました。
私がいた班は、展示室から始まり、屋外の発掘の場所を西から三ヶ所廻りました。

展示


・土製耳飾
縄文時代晩期、3000年前。

縄文の人々は、上の写真の壁のパネルの女性のように、土製耳飾を、耳たぶに穴を開けてはめ込んだそうです。外周が自動車のホイールの様に凹んでいます。その周囲にゴムタイヤの様に耳たぶを回したのでしょう。これらは3〜4センチくらいの大きさですが、『直径1cm、重さも1gほどのものから、直径10cm、重さ100gほどもあるおおきなものまでさまざま(リンク)』あるそうです。
検索してみると、”耳にぶら下げた耳飾”という説もあるようです。

また左下のは、そのデザインが(たまたま検索でヒットした)籠峰遺跡のと良く似ています。当時の他地域との交流がうかがえます。

土製耳飾


・みみずく土偶、遮光器土偶
縄文時代晩期、3000年前。

実は、遮光器土偶という言葉を初めて聞いたのですが、『遮光器とは、雪の反射光を遮る北方民族の道具(サングラス)であり、目の表現が遮光器に似ていることから、この名が付いた。しかし、今では遮光器を表したのではなく、この時代に流行した目の表現方法にすぎないことがわかっている(リンク)』 だそうです。

また、土偶を検索すると、『木造町』『シャコちゃん』『亀ヶ岡遺跡』が多く出てきます。どうやら青森県のこのあたりが遮光器土偶のメッカのようです。【街の中のしゃこちゃん】ってのも出てきます。(~_~;)

土偶

みみずく土偶 遮光器土偶


・石剣、独鈷(どっこ)石
縄文時代晩期、3000年前。

どっこいしとは変わった名前です。
『「じゃんけんぽん」と言う掛け声を北九州ではどっこいしと言う』 そうですが、それとは関係ありません。もちろん、どっこいしょとも違います。

『形が仏具の独鈷杵(とっこしょう)に似ていることから、この名がありますが、石斧(いしおの)の一種で、柄を付けて用いるツルハシ状の両頭石斧です。この石斧は後に、儀器(祭りの道具)としての用途をもって来ます。(リンク)』、だそうです。

加工は片側だけの方が間違いなく楽だと思いますが、そうすると、鉄製の斧と違い重心が軸からズレ過ぎ、使い難いのでしょう。

手前の二本が石剣

独鈷(どっこ)石の拡大写真


他にはこんなのも展示してありました。これらは近くの工業団地から出たものだそうです。

木製の鍬 下駄


勾玉など 展示


◇◆◇◆◇

続いて屋外の見学です。
今年の五月から古墳廻りを始めたばかりの身としては、縄文時代は全くのど素人もいいところで、方形周溝墳と言うものも今日初めて知りました。(-_-;)

屋外の遺跡


左は、すだれなどを織る時に縦糸をぶら下げたと思われる石。
土器がまだ埋まっています。

石 埋もれた土器


説明風景 埋もれた土器


谷


普段私達が生活している地下に、このような遺跡が眠っているんですねぇ。なんか地底にもうひとつ世界があるような不思議な感じがしました。

一番東の説明場所


九月には道路工事の為に埋め戻してしまうそうです。
現代のそんな道路も、やがては土の下に埋もれる日がくるのでしょうか…。


散歩した日・・・二千三年八月二十三日 店主。


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