熊本散歩最終日の三日目。
飛行機は午後便の為、のんびり宿を出て水前寺公園へ行った。
近くの民間駐車場に車を止め、昔ながらの土産屋の並びを通り公園へ。
良くわからないが独特の美意識というか、世界観のある庭園。
熊本城の入場料が500円だったが、ここの400円を基本にすると熊本城は2000円位でもいいと思った。と言うか水前寺清子嬢による知名度高すぎ。
土産物屋でからし蓮根を試食してみた。生まれて初めてだと思う。
『名物に旨い物無し』というが、いえいえどうしてこれは結構いける。一つ買い求めた。
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帰路
空港への帰り道、ガソリンスタンドに寄ってレンタカーを満タンにした。そして満タン証明なる物を貰った。
230kmほど走って17リットル強なので、約13.5km/lの燃費。信号が少ない道でしかも小さい車だったのに驚くほどの燃費ではなかった。
レンタカーは二日と2時間で前払いしたが、他に近場で行く所が見つからず結局二日で返して差額を返金してもらった。二日間で13,466円。沖縄の時は1万円でおつりが来たと思った。競争の無い所ではこんなものか。なお今回はケチって免責0契約をしなかった。矢継ぎ早に当然の様にこの額も契約に入れ込む姿勢が気に入らないのでそうした。しかし考えてみれば、『一日約1000円を払うか、それとも事故時に5万円を払うか』の投資対効果をどう見るかに過ぎない。レンタカー会社側が損をしてまで免責0契約をお客にさせようとするわけが無いので、結局確率的には契約しない方がお客としては得なのだろう。
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空港で食べただご汁。煮込みうどんのようなものだった。
帰りの機材は777。
クラスJが取れたが内側の並びで外が見えず残念。熊本−羽田の1時間25分はウトウトしているとすぐに過ぎた。
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あとがき
熊本の町は道が整備されていてどこも走りやすかった。幹線でも飛ばす車は少なく皆紳士的に走っていた。火の国熊本と言うが人柄は温厚なようだ。
熊本ラーメンは2杯食べたがどちらも麺が太めで柔らかかった。これらがオリジナルかどうかわからないが、ラーメンも穏やかな印象だった。また、最近背油の乗ったラーメンは遠慮していただけに二杯で「もう熊本ラーメンは十分」と思った。
熊本城やそれにまつわる出来事をネットで探ると興味深い。やはり事前の勉強が必要だと再認識した。装飾古墳というのも熊本で多く残っている。これも事前に知っていたら訪れたかった。
平野の開けた土地には古墳があり城がある。そしてそれらが自然に埋もれてしまうことなく保存されている。古くからの営みが綿々と続くこの国を改めて素晴らしく思った。
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